遂に始まったロシアの狂ったウクライナ侵攻に思う事あれこれ

国際

プーチンの暴走~ウクライナ侵攻

ロシアのウクライナ侵攻がついに始まった。

アメリカが深夜である時を狙って。

アメリカは再三先回りして釘を指していたが、ロシアはアメリカが戦争を煽っていると言っていた。

戦争をさせないために口うるさく言っていたが、それでも抑止は出来なかった。

普通なら、やろうとしていたことを指摘されたらやりづらくなるものだが、よほど自信があるというか、もう引き下がれないというか。

アメリカが煽ったせいで、ウクライナ人が恐がって武装し、ロシア側に攻撃してきている、だからロシアは国民を守るために反撃する、という訳の分からない理屈でロシアは侵攻しようとしていた。

一部日本でも、日本のメディアが煽っているだけとか言っていたメディアさえあったが、彼らは今どこにいるんだろう?

今となっては結果論であるが、人の命がかかった危険な逆張り。

先週の中居のニュース番組に出ていた日本在住のロシア人タレントは、ロシア人はウクライナ人を大切に思っている、ロシアはそんなことをする国じゃないみたいなことを言っていた。

本当にそう思っているとしたら、怖い。

ロシア人とロシア政府は違うかもしれないから、ロシア人はウクライナ人を大切に思っているかもしれないが、ロシア政府はそうではない。

大事に思っていたら、軍隊を終結させてウクライナ人を怖がらせたりしない。

そのロシア人タレントは、最後の方で、情報が錯綜して何が本当か分からない、戦争はいけない、と言っていたが、分からないなら、ロシア政府寄りの発言をせず、分からないと言えばいいのに、政府寄りのことを言う、というのは、それだけ政府が怖いのかもしれない。

ロシアは戦争するかもしれない、なんて怖くて言えない、あんまり政権に反対なことを言ったら、毒でやられるかもしれない、いくら日本にいても。

しかし、実際に侵攻があった後、一転して彼はロシア政権を強く批判していた。

これだけ話題になっているのに、批判的なことを言わない方がおかしいと思われる、というのもあるかもしれないが、有名な立場であれば、本当に身の危険があるかもしれないから、勇敢な行動である。

日本在住で、日本から見たら、ロシアはかなり前から普通に怖い国である。

それはニュースをちらほら聞くだけではっきり分かることだ。

日本のロシア大使は、林外相に抗議されたけど、ロシアは侵攻はしていない、とその場で意味不明な反論をしていた。

この大使だって、下手に反政権的な発言したらやられるかもしれない、本国にいる家族が何されるか分からないから、こう言うしかないかもしれない。

もし、自分の本当の思いを言うときは、家族ごと丸ごと亡命しなければ、言えないだろう。

そう考えると、ロシア政府の下にいる人達には腹も立たない、とも言える。

ナワリヌイ氏のように立ち上がる人が出てほしいが、確実にやられる。

非人間的なやり方で。

そう考えると、頑張って自国民みんなで反対すれば良い、とは安易に言えない。

もうアメリカになんとかしてもらう以外にない。

ヨーロッパをもはや頼りには出来ない気もする。

ウクライナをロシアが実効支配したら、一気にヨーロッパにロシアの圧力が広がる。

すぐ近くにロシアの刃がちらつき、いつこっちに来るのか、気が気で出なくなるんじゃないか。

プーチンがどこまで考えているのか分からないけど、独裁政権の考えることは同じ、世界征服だろう。

経済制裁ではもう抑えられない、これは戦争は避けられない気もする。

アメリカに戦ってもらう、というのは、どこか他人事で、それはそれでかなり無責任だが、他に術がないんじゃないか。

アメリカ人の命を何だと思ってるんだ、という話ではある。

あるとすれば、皆で、なんでそんなことをするんだ、と直接言い続けるしかない。

直接プーチンに、電話して、首脳みんなで会いに行って、ディベートして論破していくしかない。

今までもそれが出来る機会はたくさんあったが、遠くで言い合いをしているだけ。

日本なんて最たるものだが。

例えば、プーチンをもてなして、機嫌が良くなってる時に、ところでなんであんなことするんだ?とか言っていけばいい。

習近平にもしかり、本当の友達とは、相手の耳の痛いことを言い合うことだろう。

それを逆手にとって、緩急織り交ぜてチクチクやっていけばいい。

皆でやり続けたら、またあれ言われだら嫌だな、と思ったり、俺っておかしいのかな?とか思うかもしれない。

ただの嫌味合戦ではなくて、お前これはおかしいぞ、と言うことが大事なのに、肝心の国単位になるとよそよそしくなる。

もし誰も何も言わなければ、プーチンはヨーロッパすら平気で自分のものにしてしまう。

仮に彼が世界の王になったところで、私は絶対にプーチンすごい、尊敬する、なんて思わない。

しょうもない、ノンポリなんだ、幼稚だな、と見下したまま。

銃を突き尽きられ、従わざるを得なくなり、あなたのことを尊敬していますと口では言っていても、心ではずっと見下している。

力で人の上に立った気になっているんだろうが、心は何も支配できていない。

それの何が楽しんだろう、独裁政権を作る連中って。

こんな簡単なことにすら気付かないまま迷走し続けているんだから、頭が悪い。

国民がどう思っているか、本音の本音をもしちゃんと聞き出すことが出来たら、彼らは死にたくなるだろうと思う。

本音は驚くくらい自分に対してスカスカのことしか思っていないだろうから。

ただ怖くて言えない=俺がすごいからだ、にしている頭が足りない人達。

ロシア国民がカギになるかも

私はあまり知らかったが、ウクライナのゼレンスキー大統領は元コメディアン俳優だそうだ。

今はもう結果論になってしまうが、すぐに武器を置いて全面降伏するべきだった。

今は、アメリカもNATO(ウクライナは入ってないけど)も軍事介入しないと表明したから、軍事的に追い払うことは難しいと思う。

いや、分からない、26日時点でロシア軍に3500人の死者が出ている、とウクライナが発表しているから、もしかしたら万が一うまいこと痛手を負わせて追い払える可能性もゼロではない。

追い払って欲しいが、黒海からの攻撃もあるし、上から下から挟まれてるから、ロシアもただでは済まなくても、長期戦になると厳しいかもしれない。

とりあえず武器を置いて、血を流さないことが大事だと思う。

ロシアは、軍事施設しか攻撃しないと大嘘をつき、市街地にもミサイルを落としたりして、もうめちゃくちゃやってる。

だから無抵抗でも何されるか分からないけど、それでも抵抗するよりは被害が少なくて済む気がする。

ロシア研究に造詣が深い筑波大学の中村逸郎教授が、たけしの番組で言ってたけど、プーチンはもうかなり焦ってるらしい。

プーチンはパーキンソン病の疑いがあり、会談で震えないようにイスをがっしりと左手でつかんでいたり、体を張った派手なパフォーマンスもここ数年鳴りを潜めているそうだ。

テレビの前で幹部に苛立ちをあからさまに表したり、親しいメルケルから最近のプーチンは別人のようだと言われたり、以前のプーチンとは全く違う感じになっているらしい。

もう69歳だから、そりゃ体にガタも来るだろうが、そういうのも相まって、生きてるうちに野望を達成したいんだろう。

そう考えたら、なんとか抵抗せずに全部従って、死ぬのを待つ、という手もある。

プーチンが自分の体から聞こえる悲鳴が正しいとすれば、あと10年もしないうちに政権から退く可能性もある。

ロシア政権の幹部たちも、プーチンの急な決定に戸惑っている、という声もあるから、まずはプーチンが病気なり老衰で死んでくれるのが、一番の平和的解決かもしれない。

非常に受け身な解決だが。

それまでは、のらりくらりと適当にいなしながら、機を待つのはどうだ?

今回のロシアのウクライナ侵攻で、一つ希望とも言える光と私が感じたのは、ロシア国内の人達がロシア各地で抗議デモをたくさん行ったことだ。

私は、今までロシアの人達は、プーチンに対してどう思ってるのか分からなかったが、いざとなれば、ロシア国民が大きく動くことでウクライナをなんとか出来るかもしれない、という希望が湧いた。

アメリカもヨーロッパも、世界が助けてくれなくても、ロシアの国民自体がウクライナを守る、ということが出来たら良い。

ロシア国民がプーチンに対してあまり敵意を示してこなかったのは、敵意を出したら殺されるから、ということは大きいだろう。

決して政権に興味がない、冷たい、という訳ではないんだろう、失礼ながら、そんなイメージを少し持ってしまっていたから、こんなにデモが起こることに驚いた。

政権発表の支持率は60%くらいでも、実際は10%を切っているという調べもあり、もうこうなったらロシア国民に頼るしかない。

ただ、デモをしても、被害者が出てしまったらどうしようもない、香港の二の舞になったらと思うと、その先にどうしたら良いのかは分からない。

それでも香港と違うのは、香港とは国土も人口も、けた違いに大きいということだ。

香港は一つの都市ということはあるが、香港は人口が750万人くらい、ロシアは1億4000万人くらいで、ロシアの国土は香港の15000倍以上大きい。

デモは武力で制圧される可能性があるから怖いが、ロシア全土でみんなでいっせいに大規模デモが行われたら、香港の様にすぐに制圧することはまず難しいと思う。

また、ロシア国民のほとんどが今のロシア政権に今までにない強い不満を抱いたとしたら、当然その家族であるロシア軍人たちの心理にも強い影響を及ぼすはず。

あわよくば、影響を受けた軍人たちがクーデターして政権を奪ってくれたら良いと思うが、それをどうやってやるのかは分からない。

軍人たちの心理がみんな同じになるくらい、ロシア国民が団結して騒ぎ立てるというのはいいかもしれない。

そうなったら、さすがにどんどん怖くなってくると思う。

武力で制圧されないように様子見しながらデモを行い、SNSを使ってみんなで政権に対する意思表示をしていく。

道端に看板とか、垂れ幕とか、ジャンジャンやって・・・いや、ちょっとこわいな。

やるならみんなでいっせいにやらないと、犠牲が出てしまうかもしれない。

どうやるのかは分からないけど、とにかくロシア国民がみんなで怒って立ち上がり、機運が高まれば、大きな転換期になるかもしれない。

政権に対する強い不満がロシア国内に充満すれば、何かが起こる。

もうそれに賭けるしかない。

今は、経済制裁でロシア国内の会社が取引できなくなったり、ルーブルが急落したり、国民の不満は今までにない高まりを見せている。

血が流れずに、早々にロシア内で政権が変わってくれたら一番良い。

助けてくれそうでまだ助けてくれていない世界

EUが仲介に入るという案

橋本元大阪府知事は、「ゴゴスマ」で、EUがウクライナからこの問題を引き取って、ロシアと交渉すべきだ、言っていた。

そこにいたジャーナリストの石塚氏、宮家氏が、どうすればいいか、と具体的に言及せず、ロシア政権が壊れたらこの戦争は終わる、と言っていることに対して、強く反論していた。

橋本氏は、EUが世界と共にあると言うならば、EUがロシアと交渉すべきだ、これ以上死者が出るのを待っているのか、ロシアが勝手に止まるのを待っているのか、ウクライナの人頑張れ、というだけではいけない、というもっともなことを言っていた。

確かに、それは思いつかなかった。

なんとなく、世界は味方に付いてくれているような気がしていたけど、まだ実質ヨーロッパもロシアを突き放しきれてはいない。

なぜEUはそれをやらないのか、ヨーロッパもロシアが怖いし、どうすればいいのか、攻めあぐねてはいると思う。

EUに入るのに手続きがたくさんある、なんて言ってる場合ではないのに。

でも入れてしまったら、EUに入れなかった国から不満が出るかもしれないってことか?

そんなことも言ってる場合ではない。

もう緊急的に、戦争が終わるまで超法規的にEU加盟、ってことにして、EUが代わりに交渉をやるとか、出来ないとかじゃなく、やるしかない。

橋本氏が言ってた通り、私も、とにかく戦争をストップさせる、ということが先決だと思う。

それが仮にロシアの有利に働く条件だとしても、血が流れるのを止めさせる。

ロシア政権を倒す、ウクライナを守る、という二つをごっちゃにして、いっぺんにやろうとしてはいけない。

まず、ウクライナを守り、ロシア政権は、後からでも倒していくことを模索していけばいい。

橋本氏は、日本を代表して、調停役としてヨーロッパに行ってくれないか、と思う。

ウクライナのキエフに残り、流ちょうな日本語でウクライナの現状を訴えるボクダンさんは、ロシアとの交渉は期待できない、死ぬ覚悟で最後まで戦う、と言っていた。

そんなボクダンさんに対して、橋本氏は涙をこらえながら、だからこそ戦争を止めさせないといけない、と言っていた。

ボグダンさんは、たとえ死んだとしても、自由である、ということを選ぶ、と言っていた。

それは尊敬すべき覚悟で、そういう勇敢な人達のおかげで、世界が作られてきた、自由は守られてきた、とは思う。

こうやって現状を世界に発信し続けることが、自分の闘いである、とも語っていた。

その覚悟は誇るべきことだが、私だったら、死んで英雄になるより、生きて奴隷になる方を選ぶ。

もちろんケースバイケースであるが、ヨーロッパも世界も、攻めあぐねてはいてもウクライナの味方であるから、今はとにかく生き残ることが重要だと思う。

生きていれば、革命も起こせるが、死んでしまってはそれも出来ない。

避難することが恥では全くない。

むしろ、後々全てをひっくり返すために必要な行動だとも思う。

無責任な傍観論~橋本氏の炎上

巷では、橋本氏の言っていることが反発を招いていると知った。

「もし降伏したらロシアの良い様にされる」と主張するウクライナ人の政治学者、アンドリー・グレンコ氏と何回も口論になっている模様。

ネットでは、「そんなことをしたらダメだ」、「ウクライナの人の気持ちが分かっていない」、「老害」、などと揶揄されているらしい。

私は、橋本氏に反論する人の言っていることが、全く反論になっていないと思う。

ロシアと話し合いをしないのであれば、ロシアが経済的にも困窮して自滅するのを待つ、もしくはNATOや欧米が軍を送り込んでロシアと対峙し、直接ウクライナを守る、しかない。

しかし、軍を送れば第三次世界大戦になるから、それは出来ない、じゃあ話し合いしかないじゃないか。

橋本氏は、全面降伏ではなく、ウクライナの人も満足する形での話し合いを、ヨーロッパが仲介してすべきだ、と言っているだけで、これが批判される理由が全く分からない。

反論する人は、無責任だ。

ロシアが自滅するのを待っている間に、どれだけのウクライナ人が死ぬか、分からないのだろうか?

日本から遠い国で行われているからと言って、そんな意見を言うのは、あまりに想像力がない、現実を見ないようにしている人達だと思う。

そんな人達に、じゃあどうしろっていうのか?と聞いても、何にも出ない。

反論になっていないことにすら気付いていない。

日本は、自分達で戦って勝ち取った訳ではなく、人からもらった民主主義だと言われる。

たまたまアメリカが比較的良心的だったからもらえたわけで。

それなのに、自分達は戦った訳でもないのに、ウクライナの人達に独立するために戦いを続けろ、という様な事をよく平気で言えるな、と思う。

もちろん、反論してる人が全員そう言っている訳ではないだろうけど。

反論するな、と言っている訳ではなく、ちゃんとした反論なら聞きたい、ということだ。

橋本氏は、とにかく死人を出さないためには、停戦しかない、そのためには仲介者を用意して話しをさせろ、と言っている、いわば、人の命に関して極めて現実的なことを言っているだけ。

評論家や政治学者と違う所は、彼は元政治家であった、そして今もその気質を持っているから、言うことが普通のコメンテーターに比べて一歩踏み込んだ、具体的なことを言うことが多い点だと思う。

そもそも分析することが仕事のジャーナリストとかとスタンスが違うから、話し合っても喧嘩になる。

というか、そういう引いたスタンスが腹が立って、喧嘩をふっかけるんだと思う。

気持ちはすごい分かる。

学者とかジャーナリストって、緊急時に出てきて解説するけど、解説するだけ?役立たずだわ、といつも思う。

だけど、彼らはそういう分析をする仕事で、国とか政治を動かす政治家じゃないから、そんなことを言ってもしょうがない。

彼らは彼らの仕事をしている訳で、必要な仕事だ。

ついでに言うと、私は決して橋本信者ではない。

彼の偉そうな話し方が、時に内容を伴わない時を見た時は、かなり腹が立つ。

今回、彼が炎上したのは、何で分からないのか?という態度で、他の評論家陣に喧嘩をふっかけたからだ。

そして、評論家のほとんどは、ロシアと話し合いをした方がいいとは言っていないから、彼のいいカモにされている。

内容云々抜きにして、人は、9割以上の人がその人の話し方しか見ていない、と言われる。

橋本氏がいくら正論を言ってたとしても、その話し方が高圧的であれば、もう嫌い、という人が残念ながらほとんだと思う。

私はそういう一般人的な感覚が非常に嫌いで、内容が合っているならば、賛同すればいいと思うが、橋本氏も無暗に偉そうに話す必要はない。

それに、政治家に対してそういう態度なら分かるが、日本の評論家に食って掛かってもしょうがない。

冷静に議論すればいいと思う。

だから、私は話し合いをすべきという橋本氏の意見自体には賛成だが、橋本氏の態度があまり良い印象を与えないのも分かる。

だからといって、老害などと浅い反論で批判した気になっている連中には呆れる。

浅いことにも気づかず、そういったレベルの低いコメントを、良い気になってニュースサイトとかにコメントしまくっている連中は、相手にしなくて良い。

もし橋本氏に反論するとしたら、そんなに言うならあなたはなぜ政治家になって自分でやらないのか?こんな所で小金稼ぎで留まって、何が楽しいのか?どうせ色々言ってるけど、国を変える能力はないんでしょ?自分でもそれを知ってるから、評論家相手に喧嘩売って憂さ晴らしして、自分を慰めてるだけでしょ?未練がましい、とっとと隠居してくださいって言えばいい。

ロシアとの話し合い云々という意見に反論するのは不可能だから、話し合いをしない=ウクライナ人の死人を増やすということだから、それ以外で反論するしかない。

もう、何を言いたいのかよく分からなくなってきたけど、橋本氏のようなことを言う人も必要だと思う。

彼の様に、踏み込んだ思考の人が、政治家にいっぱいいなければならない。

というか、彼はなんで政治家にならないんだろう?

お金に走ったのかしら?

ウクライナに残る勇敢なウクライナ人たち

ウクライナでは首都のキエフから避難する人がたくさんいる反面、逆にキエフに帰る人も結構いると聞いて驚いた。

避難しないボグダンさんもしかり。

祖国のために闘う、という勇敢な男性が結構いるようだ。

私には出来ない行動だ。

キエフから避難しようとしていた7、8歳くらいの少年が、「父はキエフに残り、英雄の軍隊を助ける、父も戦うかもしれない」、と涙をこらえながらカメラに話している映像を見た。

この子は、幼いながらに父の覚悟を理解し、父が死ぬ可能性すら分かりながら、父のその選択を受け入れているようだった。

なんという物分かりの良い子だろう、と見ていて涙腺を刺激されてしまった。

ウクライナのキエフに残る住民たちは、皆で火炎瓶を手作りで大量に作ったり、防空壕を隠すためのカモフラージュの布を作ったり、ロシア軍をかく乱するため、街中の標識を片っ端から外したりしている。

日本ではおよそ考えられないことだと思うが、ウクライナは革命を二回経験していて、戦争に対する戦い方や知恵が受け継がれているそうだ。

最近テレビでよく見かけるボグダンさんは、中村逸郎教授も言っていたが、とても澄んだ目をしている。

最後まで戦う、というボグダンさんの覚悟を、誰も止めることは出来ない。

ボグダンさんだけでなく、ボクシングヘビー級チャンピオンの兄弟、クリチコ兄弟(兄はキエフ市長)などを始め、屈強なウクライナ人男性たちが徹底的に戦うことを表明している。

彼らは、本当にロシア軍が大勢攻めてきても、死ぬことはいとわない、と思う。

ボグダンさんは、もうすでに世界のシステムが壊れてしまっている、8年前からウクライナは戦争状態だと他の国の人に言っても、誰も信じてくれなかった、と語っている。

私は、ウクライナがそんな状態にある、ということは全く知らなった。

確かに、こんなおかしいことが起きているのに、未だに明確な解決策さえ施行できていないこの現状は、何かシステムが破たんしてしまっていると言わざるを得ない。

そんなボグダンさんたちの命を守るためにも、世界はこの危機を最優先に取り組み、解決してほしい。

振り上げた拳をどうしていいか分からないプーチン

ウクライナ侵攻が始まってから3週間が経とうとしているが、未だに首都キエフは陥落していない。

周りからじわじわ攻め始め、やろうと思えばいつでも一気に攻め落とせるだろうが、まだ攻め落としていない。

もちろん、西側から援助を受けたウクライナ軍が善戦している、というのはあるが、それ以上に、まだ攻めていない、ということの方が大きいと思う。

それはきっと、キエフを陥落させてしまったら、もう切り札がなくなるから、だと思う。

ただえさえ世界から非難轟轟で、やっとウクライナを攻め落としました、となった所で、より酷い批判や経済制裁が待っているだけ。

かといって、すいませんでしたってもう止めるのはプーチンのプライドが許さない。

行くも地獄、帰るも地獄に完全に入っている、アホのプーチンは。

アホどころではすまされないことをやっているが、こんなやつはこけ下していいと思う。

頭の良いレイシストなんて存在しない。

それもこれも、ウクライナの人達が頑張ってるおかげで、より露呈してきている。

世界がウクライナに味方する中、ロシア側のでっち上げはしょうもなさすぎる。

小児病院はウクライナの工作員が占拠していたから爆破した、自分達が爆撃したくせに年金事務所をウクライナが空爆した、など、すぐに大嘘と分かる、レベルが低すぎる。

ロシアから撤退した企業の建物や財産は接収するんだって。

接収って言葉は良いけど、ただの窃盗。

もうそうやってめちゃくちゃな脅しするしかないくらい追い詰められてる。

内心、冷や汗脂汗だらだらだろう。

だんだん、怖さよりも、本当にしょうもない、情けない、ださい、気持ち悪い、というのが先に来て、より見下す方に行く。

ウクライナの人にしたら、ずっと怖いし腹が立つだろうから、一刻も早く終わって欲しいが。

プーチンに出来る事は、白々しいけど、すいませんでしたって謝って全てを止める事。

もちろん大統領は失脚するし、犯罪人として余生を送ることになるけど、それがプーチンにとっては今できる最善策だ。

この先ウクライナを占拠しても、何もプーチンは得れない。

それに劣るもう一つの策は、キエフを包囲して、いつでも攻め落せる、という状況を作って、ウクライナを脅して交渉すること。

これは、ウクライナに拒否されたら終わり、ウクライナは拒否するだろうし。

もしくは、プーチンだけ、自身の保護を条件にアメリカに亡命するとか?

ロシアの内情や、アメリカに隠してたことを全て暴露する代わりに、司法取引して守ってもらう?

そんなことが出来るのか?

世界が許さない気もする。

いずれにしろ、もうプーチンの行く末は詰まれている。

後は、やけになって核のボタンを押すか、他のヨーロッパの国に攻め入るのか、どのみちプーチンは滅びる。

この男は、本当の意味で自分にプライドなどないんだろう。

追い詰められて自殺しても、それは逃げだ。

ヒトラーと同じ。

もうプーチンは終わった。

いや、大分前から終わっていたんだろう。

私を含め、世界が気付いていなかっただけ。

この攻め時を世界は逃さず、経済制裁だけでなく、色んな圧力をかけて早く潰してほしいと思う。

タモリSTATIONという報道特別番組

タモリがウクライナ問題について語ると思われていた特別番組。

この番組、見ようと思って忘れてしまい、21時過ぎから見始めたが、30分以上たってもタモリが一向にしゃべらない。

タモリに話を振らず、アナウンサーと専門家がタモリを通り越して会話をし続けているため、タモリがしゃべる機会が全くない。

なんだこれ?

タモリがしゃべってるのが見たいのに、これじゃあただの報道ステーション。

こんなことしてるから、テレビが面白くないって言われるんだと思う。

釣りのようなやり口で、中身もタモリほとんど関係ない。

でも、ユウチューブも釣りが多いから、同じようなものか。

どうやら、番組が始まってからずっと、こんな感じだったらしい。

いっそのこと、タモリは一言も発せず終わったら面白かった。

それこそタモリ、というか、タモリなりの戦い方というか。

タモリのウクライナ問題についての見解を聞きたいと思ってしまったが、そういったことについて全く一言も発しない、というのもコメディアンの筋かもしれない。

しかし、ついでのように一応番組最後にはタモリに振っていたのが、より無礼というか、ずさんな作り方というか。

全く振らないか、もし振るなら、最初からタモリと大下アナ二人で会話する基本形に、専門家が解説する、とかにすればいいのに。

実に中途半端だったなあ。

日本にも存在する差別主義者

多くの日本人が、ウクライナの現状に心を痛め、どうすればいいのか、ともやもやしている人も多いと思う。

単純に戦争という理不尽な行為を始めた浅さに対する怒り、ロシアと北方領土問題を抱える日本の地政学的懸念や世界経済の落ち込みへの不安など、様々な理由も含め、マイナスに感じる人の方が多いはず。

しかし、残念ながら日本で、ウクライナの人に対して蔑んだり、見下したりする人が存在する。

「Hi,Native」というサイトで、日本人同士がウクライナ問題について喧嘩しているのを見た。

そのサイトは、誰でも登録でき、世界中の言語や文化に関する質問を、その土地のネイティブに質問でき、それを見かけたその国のネイティブの誰かがその質問に答えてくれる、言語学習を主な目的としたサイトである。

そこで、「ウクライナ問題について日本人はどう思いますか?」という質問をしている外国人に対して、日本人達が日本語で自分の意見を言っていた。

先にコメントした日本人は、「心を痛めている、ロシアに怒りを感じる」と言っているのに対して、後からコメントした日本人は、「逃げ出すウクライナ人は民度が低い」、「無能な隣人」、「所詮は三等国」などと、訳の分からない侮蔑発言を始めた。

それに対して最初にコメントした人が反論するのだが、差別発言をした方がコケミソに言われ、実に痛快なので、良かったらバンされる前に見てみて欲しい。

と思って、リンクを貼っていたが、もうバンされてしまった。

最初にコメントした人(A)は、差別発言をする人(B)をことごとく論破していく。

Aの主張は一貫していて、「Bは結局何も良い解決策も思いつかないのに、浅い悪口を言ってるだけだ」というものだ。

Aは、Bに、「そんなに政治に詳しいなら解決策を提示しろ」と迫るが、Bはそれには答えられず、長文で世界情勢について返答する。

しかし、Aは「やっぱり何も答えていない」と再度指摘する、ということの繰り返しがずっと続く。

その会話の中で、BはAに、「もう少し勉強してください」、「バカ」などと罵るが、Aは「勉強してそれ?」「誰でも言えることを言っているだけ」と返答していく。

そんなやり取りが続いた後、ようやくBは、ウクライナは「血を流すしかない」「逃げ出さなければいい」とポロっと言うが、Aは「誰でも言えること」「罵ったくせにその程度?全然妙案じゃない」と反論する。

結果、Bは「バカと話してもしょうがないので。さようなら」と言って逃げだし、Aは「浅く口汚く罵るやつは、やっぱり中身がないことが分かった、ありがとう」と締めくくる。

見ていて実に気持ちが良かった。

Bの慌てぶりが実にしょうもない、しょうもないとも気付いていないんだろうが。

Bは典型的な知識至上主義者で、知識がない人間を見下している、そのくせAが言っているように、何の知恵もない人間だ。

Aの言っていることも、あまり理解できていないように見えた。

知恵がないのを隠すように知識を並べ立て、どこどこの国民はバカと言うだけの短絡的な思考回路しかない。

裸の王様なのに、自分は偉いと思ってるんだろう、プーチンと同じ。

Aは汚い言葉こそ使わないものの、Bに「勉強が何も役立ってない」などと結構なことを言っていたが、本当にそうだからしょうがない。

確かに、Bの言うようにウクライナの政権は戦争を起こす前に回避することが出来なかった、ということはあるが、そもそも戦争を仕掛ける方が200パーセント狂っている。

ウクライナ政権を批判し、ロシア政権にはもっとさらにボロクソに言うならまだ分かるが、Bはロシアの悪口は一言も言ってなかった。

弱い立場の人だけを見つけて、愚かだ、と言って気持ち良くなる、自分の弱さに気づいていない、どうしようもない人間が、残念ながら日本にもいることに呆れてしまう。

だけど、Aが見せてくれたように、そんな人間は面と向かって話したら、中身がないのがすぐに露呈し、詰められたら逃げ出すだけだから、怖がる必要はない。

きっと、ごく少数のはず。

基本的には、そういう人間と接する機会を減らし、極力関わらない方がいいとは思うが。

ウクライナへの寄付先

在日ウクライナ大使館が、ウクライナの人達へ寄付できる口座を開設した。

ぜひ確認してみて欲しいと思う。

しかし、紛争状態の国を支援するということは、紛争に参加するということでもあるから、安易に支援すると紛争を長引かせることにつながる、という中日新聞からの意見を聞いた。

戦争の当事国に寄付をすると、寄付金が武器購入につながる可能性があるらしい。

なので、紛争の当事国でない国際団体、国連児童基金(ユニセフ)や国際赤十字など、現在進行形で今外部からウクライナ支援を行っている団体に寄付する、という選択肢があるとのこと。

ユニセフや国際赤十字は、ウクライナの人に食料や医療品、毛布などを、ポーランドなどを経由して送っているそうだ。

ユニセフ

ウクライナ緊急募金|日本ユニセフ協会
ウクライナの子どもたちの命を守るためのご寄付にご協力ください。

国際赤十字(日本赤十字)

ウクライナ人道危機救援金|国内災害義援金・海外救援金へのご寄付|寄付する|日本赤十字社

しかし、どのみち当事国に支援は届くわけだから、武器購入はなくても、闘う住民もいる訳だから、紛争を全く長引かせない、と言い切れるわけではなさそうな気もする。

ウクライナは戦争を仕掛けられた訳だから、紛争というのも違うんじゃないか。

ウクライナが、寄付金を必ずしも武器購入に使うとは全然限らないが、そんなことを言われては、寄付しようと思っていた人は、一歩足踏みしてしまう。

確かに、自分が寄付したお金でちょうど一丁の銃が買われ、それが誰かを傷つけたとしたら・・・と考えると怖い。

そんなことを言っている場合ではない気もするけど、自分が生きている上でこんなに身近に戦争を感じるのは初めてだから、どちらに寄付すればいいのか分からない。

助けようと良かれと思ってあげたお金が、結果として人を傷つけた、それはあげた方の責任だ、と言われても、それはそっちが悪い、とも言える。

あげた方は性善説に基づいてお金を渡し、もらった側は、そのお金をくれた人に胸を張って、これにお金を使いました、と言えるように、もらった側のことを考えてお金を使う責任がある。

しかしそれが、胸を張って、武器購入に使わせてもらいました、ってニコってされるかもしれない。

そりゃそうだ、向こうもそれが正当なことだと思って闘っている訳だから。

それが戦争というものだろう。

ウクライナへの直接の寄付が、日本の人達はきっと武器購入に使って欲しくないだろうから、支援物資に全部回します、とウクライナ大使館側がはっきりと明言しているなら、それは大丈夫だろうが、そうでなければ考えた方がいい、武器購入に使って欲しくない人は。

もし、武器購入に使われたとしても、今回の戦争は、ロシアという国が理不尽に侵略してきたわけだから、それを守るためだから、それでもいい、と考えることも出来る。

悪から身を守るために、なぜ武器を買ってはいけないのか、とも思う。

とはいえ、本当は戦いたくない、指示されたから来ているだけのロシア兵もいるとも考えられる。

うーん、難しい。

逆に、直接ウクライナに寄付しないことで、ウクライナを応援してないことには全くならない。

むしろウクライナの人はそれでもめちゃくちゃ助かるだろうから、外部機関でも全く同じことではある。

ウクライナの人を直接支援したいと思えば、直接寄付するのもいいし、絶対支援物資だけにしか寄付を回してほしくない、というポリシーの人は、他の機関の方が無難だ、ということのようだ。

こんな難しい選択に迫られるとは思わなかった、戦争ってこういうことなんだろう。

遠い国からですら、暴力に触れてしまう可能性がある。

これを読んでくれている人は、どういう選択をするだろうか?

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