安倍元首相への銃撃-SPはザルすぎないか?SPじゃなくて警察官だったんだろう。

社会

安倍元首相が銃撃され死亡→SP守れず

2022年7月8日、午前11時半ごろ、安倍元首相が奈良県での応援演説中に、山上徹也容疑者に背中を改造銃で撃たれて死亡した。

「きょう午前11時半頃、奈良市の大和西大寺駅近くで演説をしていた安倍元総理大臣が背後から男に銃で撃たれました。安倍元総理大臣は現場から救急車で搬送されたあと、ドクターヘリで橿原市にある奈良県立医科大学附属病院に移されて治療を受けています。消防によりますと安倍元総理大臣は首の右側に傷や出血があり、左胸に皮下出血があり、心肺停止の状態でしたが、自民党幹部によりますと、治療を受けていた奈良県橿原市内の病院で亡くなりました。67歳でした。」

2,022年7月8日 NHKニュースより抜粋

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220708/k10013707601000.html

日本ではあまり聞かない銃撃事件で、テレビのニュースはこれでもちきり、号外も配られた。

ロイターやBBC、NYタイムズなど、世界各国の報道陣も速報として伝えていた。

犯人の男(41歳)は、安倍元首相の後ろから近づき、二発銃弾を発射し、二発目が致命傷を食らわせたようだ。

最初は散弾銃と言われていたが、そうとも言い切れないようで、改造銃の可能性がある。

安倍氏の周りには人もいたのに、5~10メートル離れた場所から安倍氏にだけ致命傷を与える、という結果として極めて精度の高い銃撃になった。

素人ではその距離でも当たらないと思うが、犯人が元自衛隊員だと言っても、たまたまうまくいっただけかもしれないから、何とも言えない。

私がこの事件で疑問に思ったのは、安倍氏に付いていたSPがザルすぎないかと思った。

一発目は大きな音がしたが誰も倒れず、二発目で安倍氏が倒れた。

安倍氏の周り(3メートルくらい)に、映像を見る限りSPは2人いて、周りを警戒して見渡していた。

撃たれる直前の動きは分からないが、もしアメリカならば、一発目の大きな爆発音がした時点で、安倍氏に飛びかかってかがませると思う。

それなのに、一発目の音の後になんだ?という感じで見るだけで、2発目でやられてしまった。

私のような素人でも分かる基本的なセオリーだと思うけど。

銃社会じゃないから、慣れていないと言っても、ちょっとひどくないか?

SPが悪いわけじゃないとは言っても、これではSPは何のためにいるんだろう?

特別に訓練された人達のはずなのに。

近づいて来る時点ですぐ気づかないといけないのに。

ずっと平和だから、SPもあんまり頼りにならないね。

しかし、後の報道で、安倍元首相に付いていたSP二人は、警視庁直属ではなく、奈良県警のSPであった、と聞いて、少し胸のモヤモヤがとれた。

いつも現役総理大臣や外国の要人を警護しているSPと比べたら、緊張感がないのは必然。

それは、奈良県警がレベルが低いのではなく、警視庁直属のSPが意識が高い、ということだ。

もし、いつも現役の首相を警護しているSPが一人混じっていたら、安倍元首相は死ななくて済んだだろう。

撃たれる前に、すぐに発見して撃たせてすらいないかもしれない。

意識レベルをコントロールするのは難しい。

奈良県警にも、もしかしたら意識が高い稀なSPも交じっていたかもしれないが、現場にいた二人はそうではなかった。

それは、個人に責任を負わせるよりも、そういう意識になっている現状を放ったらかしている警察庁が悪い。

もっと言えば政治家がそれに気づかなかったと考えると、長年総理大臣をしていた安倍氏自身に帰ってきている、と言えなくもないが、それはちょっと詭弁かもしれない。

政府はこの事件後にやたらと警備を強化してピリピリしているが、それは事件が起こってすぐだからで、また日が経って平和が続けば、意識は低くなるだろう。

地方のSPは、要人を警護する可能性があるんだから、一ヶ月に一回は東京に出向して総理のSPに混ぜてもらって経験を積むとか、意識を高いままに保つ努力が必要である。

事件も普段全然起こらないのに、なぜそんなことをするのか、それはそういう仕事だからだ。

自衛隊が実際には全然他国とは戦っていないのに、敵国を想定して命を落とす危険のある訓練を日々繰り返している、というのと同じだろう。

警察官とSPは全然違う訳で、今回の二人はSPではなく、警察官だったんだろう。

警察官の能力が低いと言っている訳ではなくて、SPとやる仕事が違う。

だから、教えなかった上が悪いんだろう。

何回も言うけど、銃声がしたのに安倍氏と一緒になって後ろを振り返っているのはあり得ないけど。

政府は変わらずに行動してほしい

この犯人はきっと、近年流行っている憂さ晴らしの犯行だろうと思う。

電車内とか道端での通り魔をやる人間と同じ、大した信条なんてない。

大した信条があっても、こんなことをやる人間はしょうもない。

こういう人間がいることに驚かない。

この犯人によって私の心は何も変わらない。

自分の人生がうまくいかないのを人のせいにしている弱虫である。

こんな人間に誰かが命を奪われる可能性がある、ということを、政府はもっと考えないといけないと思う。

電車もバスも、道端でも、ターゲットにされたらひとたまりもない状態を放ったらかしにしてはいけない。

日本は、他国の製品や文化は真似しようとするくせに、人が死なないと、新しい安全基準の法律などが作られない。

そして、この事件で、政府は遊説を取りやめる、というのはしちゃいけないと思う。

むしろ、変わらずにやり続けて、何も屈しない、変わらない、という姿勢を見せるべきだと思う。

警備を増やす必要はあるかもしれないけど。

悲しんだり、泣いている場合じゃない。

あまりにもショッキングな事件が起きた、大変なことが起きた、と騒げば騒ぐほど、犯人の思う壺である。

安倍氏が亡くなった、というのは結構なニュースだけど、あんまり騒いではいけない。

号外が配られ、我先に奪い合うという醜い行動をしていた人達もいたけど。

こんな事で名を残そうとしている連中の思惑にはまってはいけない。

追記:犯人の母親は統一教会に1億円近く献金、社会が無視した結果か?

後の報道で、犯人の母親は1億円近くの家の金を統一教会に寄付していたことが分かり、実際に犯人の家庭はボロボロで、犯人は大学にも行けず、海上自衛官になり、自分の死亡保険を渡すために自殺を図ったことも分かった。

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安倍氏を狙ったのは、安倍氏がビデオメッセージを統一教会の総裁が作った平和団体に送ったのを見たことがきっかけであるが、安倍氏がそこまで教会と関係していないことも知っていたうえでの犯行のようだ。

犯人の家庭の境遇を見ると、確かに不憫である。

なぜ、誰も助けないのか?

叔父だって知っていたのに、自衛隊の連中も知っていたのに、助けられなかった。

警察は、民事不介入だからといって、この教会の酷い献金のやり口を今まで放ったらかしにしてきた。

マスコミはこの事件が起きるまで、教会に対する追及の手を緩めていた。

政治家もしかり。

教会を批判するブログを書いている人は手紙をもらったらしいが、どんな対応をしたんだろう?

社会がこの男を放ったらかしにし続けた挙句、その火の粉が安倍氏に降りかかってしまった。

もし、誰かが強くコンタクトをこの男と取っていたら、この事件は起きなかったのかもしれない、とも思う。

周りのみんなが無反応だったから、この事件が起きた、様な気もする。

そう考えると、この社会も十分に問題がある。

ただ、こんなことをした犯人に、同情の余地は全くない。

これをやったおかげで、犯人の辛い境遇への同情など、全ておじゃんになる。

こんな酷い境遇を抱えながら、違法な事をせず、なおも前を向いて闘おうとする人間に私は心動かされる。

マンデラとか、キング牧師とか、ガンジーとか、時代を動かしてきた人間はみんなそうだ。

確かに社会は酷かった、だけど犯人もその社会と同じ。

銃を自分でこつこつ作り、実際に試し撃ちし、教会の人間とコンタクトを取ろうとし、最終的に安倍氏に攻撃をしに行く、という行動力があるのなら、いくらでもその社会を変えることが出来た。

被害者の会の弁護団を結成して、自分の酷い境遇を訴えるというやり方だって十二分に出来る。

それをせずに、最後に派手な事をして歴史に名を残そうという浅い、ただの憂さ晴らしに走った。

それは、敗北したことの証である。

追記2:教会とつながっている自民党員がジャンジャン出てきた

事件から日が経つにつれ、統一教会とつながりのある自民党議員がうじゃうじゃ出てきた。

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安倍晋三の弟の岸信夫から、下村博文、稲田朋美など、大臣経験者もたくさん、統一教会と関係していた。

本人たちは、教会とはさほど付き合いはなく、祝辞を述べただけとか、安倍元首相と同じようにメッセージを送っただけ、とひたすらに言い続けているが、それで十分つながりがあることになる。

こんな政府関係者からのメッセージを送れば、それを見た信者は、教会は信用できる組織だと思って、献金している額をより増やそうとするだろう。

教会のあくどい金集めに十分すぎるくらい加担している。

犯人は、教会と安倍氏のつながりが薄いことを知った上で安倍氏を狙ったと言っていた、それは、上記で述べたようにどちらかというと通り魔と同じで、自分の憂さ晴らしのためだろう。

しかし、全体を引いてみた時、実は教会と関わりが深かった自民党を歴史上一番長く率いたのは安倍元首相である、と考えると、皮肉にも犯人の狙ったターゲットは、結果的にどんぴしゃであった、とも言える。

政治家がちゃんと教会を取り締まるどころか、持ちつ持たれつで、その政治家の頂点にいるのが首相なんだから、犯人の家庭が壊れた要因に大きく関係している。

だからといって、卑劣な暴力で対抗する、というのはそれはそれで間違いだが、宗教の献金に対して世界で一番ゆるいと言われている日本の状況を、甘い汁を吸うために放ったらかしにしてきた政治家たちが安倍氏を殺した、と言っても過言じゃないんじゃないか?

こうやって、現に人が死んでるのに、まだ言い逃れしようとしている連中ばかりだろう。

弟の岸信夫なんてどんな気持ちなんだろう?と思うが、きっとどんな気持でもないんだろう。

大して責任なんて感じてない顔をしている。

俺のせいで、私のせいで、安倍氏が撃たれた、票欲しさになんて軽率なことをしてしまったんだ、悔しい、なんて思っている政治家は一人もいなさそうだ。

自民党の福田達夫総務会長は、何が問題か分からない、と発言したが、それが分からないならもう政治家としての価値はないと思うけど。

犯人も、政治家も、どっちの肩も持ちたくないこの一連の事件は、一体なんだ?

政治家は暴力に屈しないのは素晴らしいことだけど、票集めに屈するのは良いのか?

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