ジョニー・デップVSアンバーハード、ジョニーが完全潔白だったら面白かったのに

国際

ハリウッド俳優の泥沼裁判

ジョニー・デップとアンバー・ハードは、ジョニーのDVに関して泥沼裁判を行っていた。

2022年6月1日、アンバーはジョニーが家で暴れる様子を撮影した動画、SNSにアップした殴られた傷の顔写真などを証拠にジョニーのDVに関して争っていたが、アンバーの元アシスタント、ジョニーの元恋人のセレブ達の証言によって、ジョニーはDVを行っていない、としてアンバーに約20億円の支払い、ジョニーには約2億6千万円の支払い判決が下った。

今回の裁判は、ワシントンポスト紙に載ったアンバーの声明が、自分にとって名誉棄損である、としてジョニーがアンバーに約65億円の損害賠償を求め、2022年4月11日から始まったものだ。

この裁判の以前、イギリスのゴシップ紙に載ったジョニーのDV報道がきっかけで、2018年にこの報道が名誉棄損だと訴えたジョニーが、アンバーとイギリスの裁判所で争い、2020年11月にジョニーは敗訴している。

このイギリスの裁判の結果で、ジョニーは映画「ファンタスティックビースト」の続編への出演を降板させられてしまった。

元はと言えば、2人が2015年に結婚してから1年で、アンバーがジョニーからDVを受けたと主張して離婚調停を申し立て、離婚したものの、裁判所からジョニーにアンバーへの接近禁止令が出されるなど、その時から泥沼が始まっていた。

結果、ジョニーがアンバーに行っていたDV(肉体への直接的な暴力)はでっち上げである、ことが分かり、ジョニーもとりあえず一安心といったところのようだ。

ジョニーは完全潔白だったら面白かった

実に6年にも及ぶ泥沼の闘いに終止符が付いたが、ジョニーが受けた損害はかなりでかい。

私は、イギリスでの裁判の結果を聞いて、映画を下ろされた時、ああジョニー・デップもそういう人なんだな、何やってんだ、と思ってしまった。

ファンタスティックビーストの続編のジョニー・デップの役を期待していたから、なおさらそう思った。

これは言い訳ではなく、あの人はDVをしている、と言われたら、正直ほとんどの人がしているように思えてしまう。

リーアム・ニーソンや、デンゼル・ワシントン、ロバート・デ・ニーロとかだったら、それは嘘だろう、とまだ思えるけど、ましてやジョニー・デップのようなミステリアスさを売りにしている俳優は、していると強く言われたら、してるんだと思ってしまう。

だから、徹底的に裁判で闘うことは重要なんだろう。

最終的に裁判に勝ち、実はDVはなかった、というのは大きいが、それでも潔白の気持ちの良い勝利じゃない。

アンバーが裁判所に提出した、撮影した動画には、ジョニーがキッチンで戸棚を強く開け閉めし、暴力的に物に当たるシーンが映っている。

アンバーはジョニーをはめようとして撮ろうとしているのだろうが、それにまんまとはまってしまうのは情けない。

狙い通り暴力的になってしまうって、そりゃDVを疑われてもしょうがない。

きっと普段から、怒るとジョニーはこういう風に物に当たるようなことがしょっちゅうあったから、アンバーは撮ろうと思ったんだろう。

ジョニーに、薬物とかアルコールとかで悪い噂がある、というのは事実だから、ジョニーは完全に潔白ではめられた訳ではないのが、なんともジョニーにとって残念な結果だし、なんだかなあとも思う。

アンバーが離婚申請する前日に、アンバーは他の男性、ジェームズ・ブランコを家に呼んで浮気していたらしいから、アンバーはとんでもないやつだとは思うが。

結婚して一年でDVで訴えられて離婚って、相当うまくいってなかったんだろうと思う。

お互い馬が合わなかったとしても、アンバーがジョニーのことを相当嫌いじゃないとそんなことはしない。

これが、ジョニーに暴力的な行為など一切存在せず、普通にしてるだけなのにどんどん嫌われて、DVをでっち上げられたんだったら面白かったのに。

世間もジョニーに対して全面的に味方になるし、株もかなり上がったかもしれない。

裁判での演技が下手なアンバー

アンバーは、ジョニーの恋人ということで有名になった女優とも言われているが、アンバーは演技が非常に下手だと思った。

顔にあざがある写真の表情も、なぜかちょっと悦に入っているかのような嘘くさい表情だし、裁判所で涙ながらに「殴られるかと思って怖かった」と語る所も、泣こう泣こうとしているあざとい演技で、全然リアルじゃない。

女優なら、一世一代の演技でジョニーから金をふんだくってやれと思うが、この程度の演技力ではダメだ。

アクターズスタジオで研修してから行けば良かったのに。

この裁判に勝てば、どんなに良いハリウッドの役よりも、コストパフォーマンスよく大金を稼げるのに、やっぱり動機が不純だから、良い演技が出来ないんじゃないか。

メリル・ストリープだったら、見事に勝訴を勝ち取れる演技力はあるだろうが、彼女はそもそもこんな酷い訴えなどしないから、そんな世界はないかもしれないが。

良心がなく、目的が不純な嘘の演技など、人の心を動かすには至らない。

しかし、イギリスの裁判ではアンバーが勝っていた、というのが非常に怖い。

そのおかげで、アンバーはDV被害者の相談役的な振る舞いで、各メディアに露出して善人ぶって活動していたんだから、その責任をイギリスの裁判制度やメディア側はどう取るんだと思う。

イギリスって紳士の国とか言いながら、王室のスキャンダルが好きだったり、セレブのゴシップもかなり国民に人気がある気がする。

ジョニーのDV報道も、相当稼げたんだろう。

ワシントンポストでは、英国では裁判官、米国では陪審員が判断したから、見解が分かれた、という専門家の意見を報じている。

アンバーは、今後ハリウッドでどんな活動が出来るのだろう?

DVをでっち上げた俳優を、このコンプライアンスが厳しくなっている世の中で、使うことはもう難しい気もする。

ジョニー・デップは疑惑が晴れたが、アンバーは底に落ちた。

いくら容姿がきれいでも、こんな中身であれば、残念極まりない。

ハリウッドが当たり前の様に使っていた俳優の本性が暴かれた、という意味でこの裁判は良かったのかもしれない。

波乱万丈のファンタスティック・ビースト

余談だが、ジョニー・デップが出演予定だったファンタスティックビースト最新作「ダンブルドアの秘密」に出演していたエズラ・ミラーは、2022年の4月19日に、ハワイで暴行の罪で逮捕された。

エズラは、過去にも薬物所持やカラオケバーで暴れたことで逮捕されたり、滞在させてもらっていた家の夫婦を脅迫し、窃盗を働いたことで、その夫婦から接近禁止令を出されたり、超問題児である。

ファンタスティックビーストでは、パート1・2・3と全部に出演し、闇の力を内に秘めているが、自分で力や感情をコントロールするのが難しい、非常に不安定で危うい役を演じていて、非常に板についていた。

エズラがインタビューなどで話しているのを見ると分かるが、普通じゃない雰囲気が漂っている。

私が見たのは、ファンタスティックビーストの2作目に関する出演者のインタヴューだが、

隣にいる共演者の手を握りつづけたり、それはそこまでおかしいことじゃないけど、話し方や仕草、雰囲気が、少し破天荒な危ないにおいがした。

その後、エズラが様々な事件を起こしていたことを聞いて、なるほどと思った。

私生活でも普段でも、隠しきれない危うさを持っているからこそ、役者として魅力的である、という側面はあると思う。

クリーデンス役は、まさにエズラ以外に誰が出来るのか、というくらいはまっている。

逮捕されるとか、犯罪を犯してしまってはしょうがないけど、そこを問題を起こさずに自制し、演技にぶつける、ということが出来たら、役者として希少価値のあるものになったのに。

直近でハワイで起こした事件で、もうエズラはアンバーと違う意味で役者業を棒に振ってしまった。

ファンタスティックビーストの次回作にクリーデンスが出るのかは知らないが、どの道もうエズラはキャスティングされないかもしれない。

せっかく映画シリーズが盛り上がりを見せてきている、というのに、ジョニーといい、エズラといい、何をやってるんだろうと思う。

二人とも危うい、怪しい雰囲気が非常に良いのに、もったいない。

アンバーにはなんとも思わないけど。

ジョニーは被害者でもあるけど、脇が甘かった。

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