北京オリンピックボイコットに向かう先進国たち
中国で開かれる北京オリンピックを外交ボイコットするかどうかで、世界世論は揺れている。
中国は、ウイグル、香港、台湾、の人達を迫害し、東シナ海での領土拡大を続けたり、ほうすいさんの安否不明事件など、近隣諸国や民族などに対する人権侵害問題を多数抱えているからだ。
みんなで、ボイコットすればいい。
経済を中国に頼らざるを得ない国を除いた、自立している先進国は全て外交ボイコットすればいい。
というか、今中国に釘を刺しておかないと、後々とんでもないことになると思う。
中国は、香港から民主主義を奪い、台湾も毒牙にかけようとしているが、実際の所、このままでは、世界はただそれを傍観するだけになると思う。
香港に関しては、以前から共産党の力が強まり、新聞も共産党に耳の痛いことは書けなくなってきたり、以前から懸念する声はあったにも関わらず、世界はほぼ何も出来なかったに近い。
アメリカの当時のトランプ政権が強く抗議したり、イギリスが香港国民向けにパスポートを発行したりと、少なからず世界は動きを見せたが、共産党による香港の支配に関してはほぼ何も影響がないといって良い。
自分が香港国民だったら、家族で他の国に逃げ出すかもしれない。
日本は一体、香港に対して何をした?
民主化の女神、アグネス・チョウさんに、一体、日本は何をしてやれた?
日本のアニメや文化が好きで、流ちょうな日本語を駆使し、暴力的でないやり方で民主化を訴え続けた彼女、警察に拘束され、解放されたものの、今や自分からは声を発せずにいる。
日本はそれを傍観しているだけ?
あんなに日本のメディアは彼女を引っ張りだこでインタビューしたりしていたのに。
自分は、アグネスさんを支援しようと、彼女のSNSに寄付の申し出(本当にささやかな額だが)を彼女が解放されてからしたが、今だ返信はない。
結局、国際社会は、いざという時に、何もしてやれない。
中国に対して敵対するような行動をせず、おとなしく生活してさえいれば、問題なく生きていけるのかもしれないが、それでもいつか、前触れなくとんでもなく理不尽な弾圧を受けることを、心のどこかで覚悟していなければならない。
タリバンや、ナチスと同じで、何も、信用してはいけない。
台湾にも、いつ侵攻があるか分からない。
台湾は、過去に何回か紛争が起きているが、以前は近隣のアメリカ軍の方が軍艦など、戦力が中国より高かったから攻めずに帰っていったものの、今は、軍備を強化した中国の方が近隣海域ではアメリカより戦力が上回っているらしく、いつでも攻め落とせる力がある。
ナチスは、過去の酷い話として、遠い昔の様に感じる人も多いと思うが、今、まさにナチスよりも、経済的にも軍事力的にもはるかに力が優る中国に、世界はどう対応するのだろう。
今が瀬戸際で、いずれ中国はアメリカを抜く経済大国になり、その時になったらもう手遅れな気もする。
ボイコットだけでなく、彼らを止める術はないのか?
真っ先に外交ボイコットしたアメリカを、偽善だと非難する人がいる。
アメリカはアフガニスタンに駐留することで、たくさんの民間人の死者を出しているくせに、などと言われているが、それとは少し意味が違う。
もちろん、誤爆や巻き添えで死者を出す、などというのは、日本人からすると全く信じられない、受け入れられない事実であり、流してはいけない大きな闇であるが、それでも、元はアフガニスタンのためにやっていることではある。
中国の様に、ウイグルの人を大量に強制労働させて拷問して殺したり、支配しようとして暴力をふるっている行為とは、とても比べられるものではない。
今、本当に中国が世界を制覇しようと本気で動き出したら、それを止められるのは、間違いなくアメリカしかいない。
ざっくりだが、両者ともに大きな力を持っていて、アメリカが善で、中国が悪であると考えることが出来る。
いくら大きな力を持とうが、安全に運用されていれば問題がない、しかし、中国の様に間違った方向に行くのであれば、それはとても看過してはいられない。
もしかすると、世界は、一歩間違えたら、ナチスよりも酷い政党を野放しにした、と後々に語られるくらい、今はまだ中国がこれでも爪を隠している状態かもしれない。
アメリカがまだ対処してくれようとしているからいいが、これから世界一位の超大国になり、アメリカでも手に負えない、ということになると、もう世界は完全に中国支配一辺倒になるんじゃないか?
日本なんて、例のごとく、何か問題が起きてからしか対処できないから、(ハンコやIT化の遅れ、原発事故などを例にとってしかり)、本当に真剣にこのやばさを考え、法律などを整備して、最悪に備えようとしている政治家はほぼいない、と思う。
台湾有事に備えてシュミレーションを行っている政治家、元自衛隊幹部など(この間NHKスペシャルでやっていた)、いるにはいるが、彼らだけでなく、それ以外の政府関係者も全員真剣になる必要がある。
外交ボイコットなど、迷っているどころではない、ことあるごとに、みんなで中国をけん制していかないといけないのに、「赤信号みんな渡れば怖くない」ように。
大人は、人には優しく、弱い者いじめはしないように、などというが、国を背負う大の大人たちがそれをやり、周りもあまり止めようとせず、現実とは、矛盾と共に生きる残酷な世界である。
今や、中国は力が巨大化しすぎて、本土に住む人たちもうすうすおかしさに気づいてはいるが、確実に命の危険があり、反乱すら起こせない、起こす気にならないようになってしまっているから、クーデターなどによる民衆の手による蜂起は望めない。
あまりにリスクが高すぎて、誰もやらないし、確実に武力で殺しに来るので、下手にやらない方が良いとも言える。
やるなら、国民全員で一気に日を決めて決行しないといけないが、SNSが牛耳られ、情報統制されている今、それもままならない。
独裁体制が超安定して続く、という前代未聞の負のスパイラルに陥っている。
これ、一体どうするんだ?
CIAとか、何をやっているんだ?(またアメリカ頼りだが)
今はまだ日本は安全だけど、台湾は沖縄のすぐ先、沖縄の先には九州があって・・・。
近くに戦争の前線が来てから慌てふためいても遅い。
仮に全く日本に侵攻の恐れがなかったとしても、許しちゃいけないものはゆるしちゃいけない。
政治家って、それが唯一可能な職種なのに、日本の政治家は頼りない。
世界の政治家でも、事実上中国に弾圧されている人達を助けられてはいないが。
いきなり強く言ったり、良い方向に促すことが出来ないなら、中国と経済援助でも、文化交流でもなんでもズブズブの関係になって、仲が良いからこそダメなものはダメと強烈に言っていく、というスタンスで、日本人を好きにさせてから、精神的に篭絡していく、というやり方もあると思うが、結局仲良くなっただけで、何も言わなかったりしそうである。
ここぞと日本の底力を見せて欲しいと思うが、そこらへん、どうなの?


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